【威力絶大】クリープパーマの「クリープ」とは??その偉大さを知ればパーマがかからない失敗を減らせる。

 

今回はベーシック of ベーシック、パーマの王様クリープパーマの「クリープ」にして解説していきます。

クリープパーマはよくするけど実際にクリープについて突っ込まれるとなんと答えていいのかわからない。

そんな疑問に答えます。

【1】クリープパーマとは?

コールドパーマとクリープパーマはよく比べられるので明確な違い解説していきます。

コールドパーマをかける時、還元をしてコルテックスをカール状に歪ませています。

その時、カールの外側のコルテックスは伸びて、カールの内側のコルテックスは縮んでいると考えられています。

コールドパーマだとこのまま酸化させてコルテックスに負担がかかったままになってしまいます。

同時に元の形に戻ろうとする力が残っているのでパーマが少しだれやすくなります。

短い髪の長さならそんな問題はありませんが、長いボブくらいの長さからだいぶ変わってきます。

クリープがやっていることは、酸化させる前に水で流すことによってシスチン結合の再還元が始まってカールの形にコルテックスが変形しようとする動きをつくることです。

この時起こる反応を交換反応と言います。

交換反応

SーS

SH

SーS

SH

置いてる時間ループしています。

これによってカールの形状にコルテックスが変形してくれるのでカールの外側・内側のコルテックスの負担が少なくなります。

さらにコルッテクスが元に戻ろうとする力が弱まるので、カールがだれにくくなるのでパーマが強くかかっているように感じます。

これがクリープパーマがやっていることです。

【2】「クリープ」の条件

クリープの条件は、

・水洗後であること

 

・ウエットであること

 

乾いてしまうと交換反応が止まってしまうので、乾かないようにしましょう。

 

【3】クリープパーマのメリット・デメリット

クリープパーマのメリット・デメリットをまとめます。

メリット

・リッジが出る

 

・パーマの持ちがいい

 

・コールドパーマより弱い薬剤でもW効率を高められる

 

デメリット

・時間がかかる

 

・コストがかかる(お客様)

 

・なれるまでどのくらいかかるかわからない

【4】今日から使えるクリープを使った応用テクニック

クリープ酸化

2剤のブロム酸濃度を調節

パーマの2剤、ブロム酸にもオキシ(過酸化水素)にも濃度があります。

オキシは反応速度が早いのでクリープに期待できませんがブロム酸は10分くらいかけて、ゆっくり酸化していくので濃度をコントロールすればクリープしながら酸化していくことができます。

例えば、使っているブロム酸濃度が6%だとした時に水と1:1に希釈した時のブロム酸濃度が3%になりますが、3%だと酸化する速度は6%のブロム酸より緩やかになります。

その間に交換反応が起き、クリープ効果が期待できるためリッジが深くでます。

 

使い方

 

通常

 

2剤

 

  ↓5分

 

2剤

 

  ↓5分

 

リンス

2度付けが基本になっていると思いますが、このクリープ酸化テクニックを使う場合

クリープ酸化

 

2剤(3%)

 

↓5分

 

2剤(6%)

 

↓5分

 

リンス

補足
サロンで使っているブロム酸の濃度をあらかじめ把握して使いましょう。ブロム酸濃度が3%以下でクリープ酸化をやると酸化不足になる可能性もあるので注意。

 

デジタルパーマでクリップクリープ

これは使っているお店多いかもしれません。

デジタルパーマの加温の際に、途中までクリップをして髪の毛が乾かないようにする。

クリープ適正タイムで外してガラス化に以降。

クリップをしている間は髪の毛が乾かないのでクリップをしないでタイムをおくよりクリープ効果が期待できます。

 

縮毛矯正でクリープ

縮毛矯正の中和後、ミスト機などを使って温めながら8分ほどタイムをおくことで縮毛矯正でもクリープ効果を期待できます。

 

【5】まとめ

 

・クリープを使いこなすことによって薬剤を弱めて髪の毛に負担がかからないようにできる

 

・パーマの持ち、かかりをよくすることができる

 

・パーマでの失敗が減る

 

・パーマに自信がもてる

 

以上クリープパーマとは?という疑問に対してのまとめです。

参考になれば幸いです。

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