【まとめ】デジクリップパーマ / 湿熱パーマ / 時短パーマ は全て同じパーマ!?【メリット・デメリット】

デジクリップパーマ、時短パーマ、湿熱パーマのまとめ記事

サロンの打ち出し方に、よって様々な名称がついていますが、全て同じパーマのことを差します。

導入サロンが少ないため情報も少ないので今回はまとめ記事書いてみました。

 

・導入しようか検討中

・お客様の前回のパーマがデジクリパーマらしいけどなんなの?

・業界紙でみたけどわからなかった

 

【1】デジクリップパーマとは?

デジタルパーマの機械をつかってかけるパーマです。

デジタルパーマとの違いは

・1剤での加温

 

・クリープ・ガラス化がない

メインはここです。

・デジクリップパーマ

 

・時短パーマ

 

・湿熱パーマ

 

・低温パーマ

ややこしく名前をつけていますが、だいたいはサロンの打ち出し方の違いです。

サロンでも縮毛矯正やトリートメントを髪質改善として打ち出したりしてますよね?

そんな感じです

うちのサロンではデジクリップパーマという言い方なのでそのままここではデジクリップパーマとして進めていきます。

やっていることはデジタルパーマの機械を使ってコールドパーマして1剤をロッドで温めているだけです。

手順もデジタルパーマのロッドを使ってコールドパーマの手順です。

»参考記事

【基本】改めてコールドパーマの復習【美容師目線】 

【2】デジクリップパーマのメリット・デメリット

メリット

・ノンアルカリでできる

 

・時間が早い

 

・途中からクリープやガラス化もできる

 

ノンアルカリでできる

これが最大のメリットではないでしょうか?

通常パーマ剤はアルカリを使って薬剤を浮かせて髪の毛に薬剤を浸透させていますが、1剤のタイミングでロッドを加温して熱の力で、薬剤を浸透させるのでアルカリを必要としません。

髪質にもよりますがダメージレベルの低いブリーチ毛にも意外と挑戦できます。

時間が早い

1剤の加温は約40〜50度で加温していきますが、放置タイムは5分ほどでパーマはかかります。

ロッド自体があたたまるので、ソーラーより熱を加える時の効率がいいので早いです。

 

途中からクリープやガラス化もできる

やっていることはコールドパーマなので、1剤水洗後は終わったらクリープもガラス化もできます。

髪質とデザインに合わせて使っていくことでパーマの仕上がりのクオリティをあげていけます。

デメリット

・1剤での加温はリスクがある

 

・特化した薬剤でないといけない

1剤での加温はリスクがある

このデメリット最小限に抑えるには

・ノンアルカリ

 

・アルカリを使う場合も低アルカリで揮発性のアルカリ剤を使う

は最低限抑えておきたいところです。

 

質感はこんな感じです。

バージン毛などには、かからないという心配がないのでいいですね。

 

特化した薬剤でないといけない

ノンアルカリや低アルカリのパーマ剤でやらないとかかりすぎたりダメージリスクが大きいので、ノンアルカリか低アルカリ(アルカリ値1以下)の薬剤は用意する必要があります。

通常のパーマ剤でもできないこともありませんが、絶対にやめた方がいいと思います。

ノンアルカリか、低アルカリの場合は揮発性のアルカリ剤を使ったものにしましょう。

アルカリ剤などについて詳しくは、

【独学でパーママイスター 】もうパーマで失敗しないロードマップ【初級者向け】

【3】実際の仕上がり

 

【4】まとめ

ダメージリスクより時短とウェーブ効率のメリットが上回った健康毛には最適なパーマ。

 

 

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