【縮毛強化】ミルボン ネオリシオ について美容師が美容師向けに解説(強み/弱点)

今回はYouTubeで好評だったミルボン ネオリシオについて現役パーマ好き美容師として美容師向けにケミカル目線で解説していきます。

・お店が縮毛矯正でネオリシオを使っている

・ネオリシオを使っているけど安定しない

・ネオリシオを使ってもっと縮毛矯正の技術力をあげたい

・ネオリシオが導入予定

そんな方に有益な記事になるように書いています。

読むだけでネオリシオヘの理解度は1UPすると思いますので気になる方は最後までご覧ください。

【1】ミルボンネオリシオの特徴

ミルボンさんから縮毛矯正剤として出ているネオリシオ。

一番の強みと売りは、アイロンでの髪のタンパク質の熱変性を抑える効果のあるNAcグルコサミンを配合している。

アイロンの熱での痛みを緩和することで髪の毛に優しいです。

ここからは一歩踏み込んだ話になります。

たとえアイロンダメージがかなり軽減したとしても、1剤でのダメージはあります。

熱ダメージより1剤でのダメージの方が、髪の毛には負担がかなり大きいので使う時にそこは抑えておきましょう。

熱ダメージを軽減できるというのとトータルのダメージはイコールではないということです。

【2】ネオリシオSH、H、N、ブライトリッチ 薬剤スペックと使い方

一応手持ちのパンフには、無断転載禁止となっているので正確な薬剤スペックは控えます。

なのでだいたいこのくらいの数字で解説していきます。

詳しく知りたい方は直接ミルボンさんにお問い合わせするといいと思います。

スペック

ネオリシオ SH

《還元剤》

・チオグリコール酸(メイン)

・Lシステイン(調整)

《還元値(TG換算)》

・10くらい

《アルカリ度》

・6くらい

 

ネオリシオ H

《還元剤》

・チオグリコール酸(メイン)

・Lシステイン(調整)

《還元値(TG換算)》

・9くらい

《アルカリ度》

・6くらい

 

ネオリシオ N

《還元剤》

・チオグリコール酸(メイン)

・Lシステイン(調整)

《還元値(TG換算)》

・8くらい

《アルカリ度》

・3くらい

 

ネオリシオ ブライトリッチ1st

《還元剤》

・チオ乳酸(メイン)

・チオグリコール酸

・Lシステイン(調整)

《還元値(TG換算)》

・7くらい

《アルカリ度》

・3くらい

 

こんな感じです。

あくまでもくらいなので正確ではないのはご了承ください。

こうみるとチオメインでアルカリ度の高いものが多い印象です。

剤自体の仕上がりの質感はかなりいいので、そこは◎です。

ネオリシオのみで全て縮毛矯正を完結させるのは少し幅は狭いと思います。

質感の良さは抜群なのでリシオをベースに他の商材で補っていくスタイルが個人的にはいいと思います。

アルカリの低い薬剤、システアミンがこのラインには欲しいところです。

そしてSHとHの振り幅かかなり狭いのでSHを軸にNで薬剤調整をしていくのが、良さそうです。

一応パーマ塾なりの各薬剤のベストな毛髪はこんな感じです。

ネオリシオ SH

アンダートーン5〜6

クセW効率〜80%

ネオリシオ H

アンダートーン5〜6

クセW効率〜80%

ネオリシオ N

アンダートーン7〜9

クセW効率〜60%

ネオリシオ ブライトリッチ1st

アンダートーン5〜6

クセW効率〜80%

 

ネオリシオの還元剤はチオグリコール酸とチオ乳酸でSー1に対して主にアプローチしているので、ウェット時とドライ時のクセのギャップが少ない髪質に有効です。

弱点

上記でも指摘したように

  • Sー2にアプローチする還元剤がない
  • アルカリ度が基本高め 

この2つが僕が感じるネオリシオの弱点です。

他商材で補完していればいいですが、ネオリシオのみで縮毛矯正を施術している場合は

  • アルカリ度の高いシステアミン
  • アルカリ度の低いシステアミン 

 

を補完すると施術の幅はかなり広がります。

ネオリシオのみでカラーのアンダートーンが9〜11くらいの明るさへの毛髪に対してアルカリ度が高すぎるので施術はあまりおすすめではありません。

オススメの商材

アリミノクオライン  CA-T 200(アルカリが高いシステアミン )

 

《還元剤》

システアミン、チオグリコール酸、システイン

《還元値(総還元)》

《アルカリ度》

 

アリミノコスメクリーム V(アルカリが高いシステアミン)

 

《還元剤》

システアミン

《還元値》

《アルカリ度》

6.5

 

アリミノクオライン CA-C 130(アルカリの低いシステアミン)

 

《還元剤》

システアミン

《還元値》

《アルカリ度》

1

このあたりをいれておくといいと思います。

バージン毛でクセの強い髪質の場合は、SHにコスメクリームVを2:1でミックスすることで、アルカリを下げずにSー1アプローチメインでSー2へのアプローチの割合を増やすことで還元できるコルテックスが増えるので、柔らかい質感と1剤の効きが上がるはずです。

アンダートーンが9〜10くらいの髪の毛にはアルカリ度は2くらいでいいのでNに対して130で1:1で施術する。

アルカリを下げつつシステアミンを割合を増やして、還元値7.5くらいで施術できます。

クオラインにも熱変性を抑える何かが入っているはずなので、今回補完の薬剤に選んでみました。

アルカリ度の高いシステアミンと低いシステアミンで毛髪に対してベストな薬剤選定に近ずけていくことができるはずです。

ベストな薬剤選定に関して詳しくは↓

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【3】AR

アルカリ度を約80%ブロックしてくれるプロテクト剤。

1剤ダメージをブロックするために1剤塗布前に使うと説明がありますが、ネオリシオを薄めるために1剤にミックスして使ってもいいと思います。

毛先の既染部の戻ってしまった弱いクセを弱い薬剤で施術したい場合、ネオリシオをデジタルパーマの施術で使いたい場合、

NにARを2割、もしくは、3:1(AR)、2:1(AR)とかもいいと思います。

前処理に使って上から薬剤をかぶせるよりは狙いやすいです。

【4】まとめ

薬剤スペックからラインに足りない部分を見つけて他で補完するというのが、今回ネオリシオでやってみたことです。

全てを網羅している薬剤はなかなかないので、他の商材をライン遣いしているときはこんな風にスペックから足りない部分を想像してみてもいいかもしれません。

 

ネオリシオ商材

ネオリシオ SH

ネオリシオH

 ネオリシオN

ネオリシオ AR

解説動画

縮毛矯正の基礎を学びたい方はコチラ

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