【美容師のために解説】アリミノ クオライン スリムバランサー の使い方・薬剤スペック【グリオキシロイルカルボシステイン】

今回はアリミノの方に直接発売したての注目商材アリミノ クオライン スリムバランサーについてお聞きしたので、ケミカル好きの現役美容師として美容師向けに役に経つように解説していきたいと思います。

はじめに誤解のないようにしておくと、縮毛矯正派、酸性トリートメント/ストレート派など様々な美容師さんの意見があるようですが、僕は特にどっち推しなどなく、縮毛矯正のメリット・デメリット、酸性トリートメント/ストレートのメリット・デメリットを施術するお客様に対してベストな方を使います。

お客様が喜んでくれるなら、縮毛矯正だろうが、酸トリだろうがどちらでもいい派です。

ケミカルを勉強しているとどうしてもやり方にフォーカスしがちですが、現役美容師としてお客様に喜んでもらう確率を高めるためにケミカルを使うくらいに考えています。

【1】グリオキシロイルカルボシステイン / グリオキシロイルケラチンアミノ酸とは?

このクオライン スリムバランサーの注目ポイントは

  • グリオキシロイルカルボシステイン
  • グリオキシロイルケラチンアミノ酸

の新成分を使った酸熱トリートメント(パンフレットに酸熱と書いてあるので今回の記事は酸熱でいきます)。

従来の酸熱トリートメントはグリオキシル酸、レブリン酸、グリコール酸などが使われることが一般的でしたが、グリオキシロイルカルボシステイン / グリオキシロイルケラチンアミノ酸という新成分で施術します。

その特徴についてアリミノさんに伺ったところ、グリオキシル酸に近いもので、グリオキシル酸よりは分子量が大きいのが特徴でグリオキシル酸での施術より仕上がりが柔らかくなることが目的で使われているようです。

【2】施術行程

これは従来の酸熱トリートメントと変わらないです。

プレシャン→スリムバランサー→15分放置(常温)→水洗→ドライ・アイロン→仕上げ

ここでの注意点は放置タイムで加温しないことらしいです。

スチームやソーラーはやめて常温がアリミノさん推奨です。

プラスで個人的に酸熱の施術に思うことはpHが酸性によった髪の毛にドライ時やアイロン時にテンションはなるべく加えないようにした方がいいです。

pHがアルカリで施術するよりデリケートになっている気がします。

あと個人的に酸熱に対して思うのは、水洗時にシャンプーはした方がいいと思います。

クオラインのマスキング(匂い消し)は嫌いじゃないですが2〜3日するとマスキングが取れて残臭はしてしまうのでシャンプーはオススメです。

仕上がりにも支障はありません。

【3】アリミノ クオライン スリムバランサーのスペック

スリムバランサーには2種類あります。

マスク・・・pH2.5

  • ダメージにより髪が広がる方
  • 潤いのあるしなやかさを求める方
  • 2ヶ月以内のリピーターや硬さを気にする方

がメーカー対象。

コンマスク・・・pH2

  • うねりなどクセで髪が広がる方
  • コシを求める方
  • 初めて酸熱トリートメントを施術される方 

がメーカー対象。

薬剤濃度は教えてくれませんでした。

酸熱は還元剤ではないので、還元剤みたいに濃度を分子量を元に計算してもあまり意味ないらしいので知っててもあまり意味がないみたいです。

グリオキシル酸Aとグリオキシル酸Bなら濃度を比較する意味はあります。

クオラインとしてリリースした商材ですが、従来のクオラインとミックスはNGです。

注意

スリムバランスと過酸化水素が混ざると煙を発するという事例もあるらしいです。髪の毛への目立ったダメージはなかったそうですがカラーや縮毛矯正との同時施術は原則しないでくださいと注意されました。

なぜクオラインから出したかというと従来のクオラインに使われているベタインを配合しているからのようです。

ベタインはタンパク質の熱変性を抑制してくれる効果がありアイロンでの熱処理で仕上がりが硬くなりづらくなります。

正直、濃度100%のベタインではタンパク変性しにくいことが証明されているだけでどのくらいの配合量どのくらい効果があるかもわからないので信憑性にはかけますが、個人的にはクオラインの質感はいいと思っています。

【4】アリミノ クオライン スリムバランサーのまとめ

クオラインで出ているという安心感はあります。仕入れやすいですね。

酸熱はマニアックな商材が多いので、大手ディラーで仕入れづらい。

グリオキシロイルカルボシステインはほぼグリオキシル酸として考えても良さそうなのがフラットな意見です。

ベタインがきいているのか、グリオキシロイルカルボシステインがきいているのか触感ではわかないのでこのような結論にいたりました。

これから導入を考えている美容室さんにはいいのではないかと思います。

僕が今回このアリミノ クオライン スリムバランサーシリーズで一番気になっているのは、ホームケアのトリートメント。

クオライン スリムバランサー トリートメント

なんとpH3.5。

ブリーチのあとに使いたいですね。

以上が今回アリミノさんにスリムバランサーについてきいた記事のまとめです。

また新着情報があれば更新していきたいと思います。

 

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