【高確率で失敗】縮毛矯正にデジタルパーマ気をつけないとボサボサ・グリグリ【そんなお客様を減らすブログ】

縮毛矯正にデジタルパーマの失敗

縮毛矯正毛にデジタルパーマをかけるのがデジタルパーマの失敗で一番多いのではないでしょうか?

美容師としても難しい技術です。

今回は縮毛矯正毛にデジタルパーマをかける時に美容師として気をつけるべきポイントを整理していきます。

読んで欲しい方

・縮毛矯正にデジタルパーマ技術を導入したい方

・失敗してしまったことがある方

・近い予約で縮毛にデジパが入っていてドキドキしている方

たった2つのことに注意できれば、この失敗の可能は0%に近づきます。

 

 

【1】還元値は普段の1/2くらいでいい

今までパーマで失敗しないためには高還元・低アルカリを推奨していましたが、縮毛矯正毛の場合は

還元値3で約30%

 

還元値4で約40%

 

還元値5で約50%

という感覚はほとんど通用しません。(太毛・剛毛の場合いけることもあります)

還元値に対して約2倍くらいカールが出てしまう感覚です。

高還元(還元値5~6)であれば、27mmで巻いても17mmくらいパーマが出てしまう場合が多いです。

これが20mmで巻いていたりしたら、本当にグリグリ・パサパサになってしまいます。

細毛の場合、還元値を半分にしても超軟化する場合はよくにあります。

※超軟化:11mmの形状のままテストカールが出てしまう

この超軟化のままロッドを巻かないためにも

参考記事»【美容師必読】デジタルパーマの成功率をあげる【たった1つの絶対基準】

デジタルパーマ最強の失敗回避法11mmの軟化テストカールが必須です。

ロッドを巻く前に還元値を普通の半分くらいに下げて11mmで軟化テストカールをする。

テストカールが弱ければ、適切な薬剤を上から足していけばOKです。

普段のデジタルパーマのテストカールよりやや弱めで大丈夫です。

【2】大きめロッドを使う

縮毛矯正毛にデジタルパーマをかけるとだいたい思っているより、しっかりカールが出ます。

いつもより少しあまい軟化で、中間水洗まで来れたら80〜90%もう大丈夫です。

あとは大きめロッドで巻いて、

クリープ:しっかり

 

ガラス化:いつも通り

でやればだいたい成功します。

何度となく縮毛矯正毛にデジタルパーマをかけてきた、パーマ比率平均アベレージ約47%の僕が辿りついた一番技術が安定するやり方が

軟化あまめ → 大きめロッド・クリープしっかり

縮毛矯正毛にかけるデジタルパーマの鉄板だという結果に落ち着きました。

他にも、

・超軟化 → 大きめロッド・クリープあまめ

・軟化あまめ → ジャストロッドor細め・クリープしっかり

など

色々試してみましたが上記が一番安定します。

注意

健康毛×縮毛矯正の場合は、何も気にせずデジタルパーマできる場合も多いです。

縮毛矯正毛でも

・普通にいけるデジタルパーマ

 

・細心の注意を払うデジタルパーマ

判断が難しいですが少しでも怪しいなと思ったら還元の低い薬剤で11mmでテストカールしてみると、今回のケースで失敗する原因を避けることができます。

軟化が足りなければ、薬剤を足す。

このステップを踏むだけでかからない失敗も、かかりすぎてしまう失敗も避けられると思います。

【3】まとめ

・還元値は普段の半分くらいで様子見11mm軟化テストカール

 

・上記の軟化テストカールでジャストロッドでいけるか、大きめロッドいくか判断

この2つに注意するだけで、グリグリ・ボサボサになってしまう失敗は避けられます。

 

 

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