今回紹介するのは、
ケラフェクトから登場した新作システムトリートメント。
「ケラフェクト VK BOOSTER(VKブースター)」です。
YouTubeでは少しラフに語っていますが、
ブログでは構造・役割・強み・弱点を整理しておきます。
ケラフェクト VK BOOSTERとは?
VK BOOSTERは、
いわゆる「髪質改善トリートメント」ではなく、
“システムトリートメントとしての性能”に振り切った設計です。
・3ステップ構成
・放置3〜5分
・質感重視・内部補修重視
一般的な4〜5工程のシステムトリートメントと比べても、
パフォーマンスはかなり高いと感じました。
「3ステップでどこまでできるか」を本気で狙った設計
VK BOOSTERは、
・ケラチン補給
・内部補強(プレックス)
・CMC+被膜+耐熱
このあたりを
ほぼ1ラインで完結させにきている印象です。
VK BOOSTERの基本構造
STEP1:ケラチン充填+内部補修
STEP1では、
・ケラチン
・ファイバーハンス
・マレイン系ポリマー
が中心。
髪内部の「ボイド(空洞)」を一気に埋めにいく設計です。
ここで
「とにかく中を満たす」
という役割を担っています。
STEP2:固定化・架橋(プレックス的役割)
STEP2では、
・Gマレイン系成分
・プレックス的な固定化
が働き、
STEP1で入れたケラチンを“逃がさない”役割。
イメージとしては
「内部を固めすぎず、でも抜けない状態を作る」
この段階で
髪の芯が一段階強くなる感覚があります。
STEP3:CMC+被膜+耐熱
STEP3には、
・CMC系
・被膜成分
・耐熱成分
が入り、
質感・ツヤ・アイロン耐性を作る工程です。
アイロンすると
「スッ」と仕上がる感覚がかなり分かりやすい。
実際に使って感じたメリット
① とにかく分かりやすい
・手触りの変化
・ハリコシ
・ツヤ
どれも即体感しやすいです。
「何が効いてるか分からない」
というタイプのトリートメントではありません。
② 3ステップなのに性能が高い
4〜5工程のシステムトリートメントと比べても、
十分張り合えるレベル。
時短・安定・再現性の面ではかなり優秀です。
③ ベースとして使いやすい
VK BOOSTER単体でも完成度は高いですが、
・前処理でアルカリに振る
・後処理で油分を足す
など、
カスタムの“土台”として非常に使いやすい。
気になった点・デメリット
① pHレンジがややコンパクト
全体的に
pHの振れ幅は狭め。
プレイヤー目線では、
「もう少しアルカリに振ってから入れたい」
と感じる場面もあります。
② 油分は別途欲しくなる
質感は良いですが、
・しっとり
・重さ
・油分感
はアウトバス or 追加処理で補いたいところ。
③ 放置時間がややネック
3〜5分放置は
忙しいサロンワークだと少し悩ましい。
「放置なしでも成立するか?」
は今後検証したいポイントです。
どんなサロン・施術に向いている?
おすすめの使い所
・ダメージ履歴が複雑な髪
・内部補修を重視したいケース
・質感を即体感させたいメニュー
・ベーストリートメントとしての導入
「変な髪質改善」をやるくらいなら、
これを軸に設計した方が安全だと感じます。
まとめ
VK BOOSTERは、
・分かりやすい
・失敗しにくい
・カスタム前提で伸ばせる
かなり“ちゃんとした”システムトリートメントです。
単体完結でも良し、
前後処理と組み合わせても良し。
現場で使って楽しい商材なのは間違いありません。
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